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倉庫未経験者も大きな力に

倉庫未経験者も大きな力に

Story # 03

大手生活雑貨ブランド 物流センター立ち上げプロジェクト

Introduction

福岡にある当社物流センターで、20年ほど前からお取引してきたある大手生活雑貨ブランド。
今回、同社アパレル部門の物流をすべて任され、尼崎に新たなセンターを設立、2020年7月から稼働開始。
倉庫立ち上げメンバーは、経験者3名、入社3年目・4年目の若手2名に加え、
新入社員2名の計7名が関東や九州から集まった。

ココがポイントby 人事総務部
  • ・自分たちだけでなく後継者も使いやすい倉庫づくり
  • ・チームで協力してゼロからつくり上げる楽しさ
  • ・成功の秘訣はメンバーのやる気

Member

牟田 昇司

関西支店 尼崎流通センター 所長

江口 豊

関西支店 尼崎流通センター

今里 栄一

関西支店 尼崎流通センター

川口 寛子

関西支店 尼崎流通センター

佐藤 萌々恵

関西支店 尼崎流通センター

佐藤 亜美

関西支店 尼崎流通センター

期待と不安が入り混じったスタート

プロジェクトメンバーに決まった時の思いは?

牟田:倉庫の立ち上げに関わったことがあるメンバーは、私と江口、本日はあいにく不在ですが篠原の計3名だけで、ほかは倉庫立ち上げ未経験。新入社員もいるとわかり、みんなで同じ方向に向かってやっていけるのか、経験値などがバラバラで大丈夫なのかと心配でした。結果的には、江口など引っ張る立場のメンバーが私の意見を理解し共有してくれたので、そこは杞憂に終わりほっとしました。

江口:当社にとって大事なお客様のプロジェクトでもあり、失敗しないように立ち上げようと強く思って臨みました。また、牟田が言ったように、倉庫、物流の経験がないスタッフ、新入社員の2人とどうコミュニケーションを取って、うまく助け合えるか気になっていました。プロジェクトはまず、何もないセンターでラックのラインを引くためのテープ貼りなどを行いましたが、始まってみればメンバーのポテンシャルは高く、新入社員の2人もどんどん自発的に動いてくれて助かりました。

今里:私は今まで倉庫の立ち上げに関わったことがなく、最初のころは何もない倉庫の中で、自分が今取り組んでいることがあるべき姿につながっているのか不安でした。これまでは既に決まったシステムで動いているセンターで仕事をしてきたので、まったく何もないところで一から作り上げていくことは大変でした。でも逆に言えば、思った通りに作り上げることができる貴重な機会に恵まれたと。現在は出庫を担当していますが、今も何が正しいのか試行錯誤中です。

川口:倉庫の立ち上げに関われることは貴重な経験だと聞いていたので、入社3年目でこのプロジェクトの担当に決まった時は「やったー!」という期待と、「私で大丈夫かな?」と不安が入り混じった気持ちでした。現在は入庫を担当していますが、日々、先輩にいろいろと教えてもらいながら奮闘中です。海外からの入庫のスケジュールを立てることが主な仕事ですが、入庫は天候にも左右されるし、出庫の作業量との調整もあります。まだ読みが甘いのか、なかなかうまくいかないことも多いですね。

佐藤亜美:新卒で物流の知識や経験がない中で自分に何ができるのか心配でした。現場で派遣の方やパートの方に、「これどうしたらいいですか?」など質問を受けても先輩に聞かないと何もわからず、自分で考えて行動するのが難しく悩んだりしていました。今はだいぶ慣れて、まだまだ勉強中という感じですが入庫や総務的な仕事をしています。

佐藤萌々恵:まず、社会人としてどう振る舞ったらいいのかもわからない状態で不安だらけでしたが、実際に配属されたら、上司とも話しやすい恵まれた環境で安心しました。業務的の知識がまだまだ足りない中で、派遣やパートの方にオペレーションやルールをわかりやすく説明するということが大変でした。

後継者も使いやすい倉庫の追求

今回の倉庫づくりで大変だったことは?

牟田:こちらのお客様が一括で物流をアウトソーシングされるのは初の試みで、これまでの関係性と当社がアパレルを扱ってきた知見があったからこそ成立したプロジェクトです。社内からの期待も大きくプレッシャーがありました。これから、第2、第3のセンターができる可能性もあるので、私たちだけが使いやすい倉庫では意味がない。後継者も使いやすいものをつくらなくてはならないので、そこがいつも以上に大変でした。

江口:どのような倉庫でも、実際に倉庫が稼働し始めて、設計上は良いと思っていたことが、やっぱり使いづらいなどの不具合が出てきます。こちらでもやはり商品を出したり、入れたりするのに動きがよくない箇所があり、倉庫のレイアウトを変える必要がありました。図面状は簡単なことでも、日々商品が動いている中でやるのは大変で、馬力みたいなものが必要です。変更するエリアは日時を決めてその場所の入出庫を終わらせて、ある程度の人数でバッと変えるんです。多くの商品の場所を入れ替えるので、このくらいで終わるだろうという目論見がはずれて残業になってしまうこともありました。大変ではあるのですが、気づいたらすぐに変えてしまわないと後々もっと混乱してしまうので、これは稼働し始めの大きなポイントです。でもこういう作業も嫌な顔をする人が本当に誰もいなくて。このセンターは規模も大きいし、他の倉庫の立ち上げより作業はキツイのに、メンバーがよくて仕事がしやすくて楽なんですよ。まだまだ行けるなっていう感じがするくらいです。

倉庫を立ち上げる楽しさを知ってもらいたい

このプロジェクトを通じて感じたことは?

牟田:倉庫に慣れてないからこそ、みんなに頑張らなきゃという気持ちがあって、それが良い効果を生んでいると思います。やる気があって、理解しようという姿勢があって、仕事を覚えるのも早い。最初はメンバーの構成に不安も感じていましたが、今思えば逆によかったかなと思います。

江口:倉庫の立ち上げは、キツイこともありますが、自分たちの思いどおりに倉庫をつくっていくのが楽しいんです。今回、本当にメンバーに恵まれたと思っています。社歴が浅い人たちもこんなに戦力になってくれるというのもわかりましたし、倉庫を立ち上げる大変さより、ゼロからつくり上げていく楽しさをもっと若い世代に伝えたいと感じました。20代の若い社員にもっと立ち上げに関わってもらいたいですね。

今里:会社が軸と考えている仕事に最初から関われたことは誇りです。前の部署ではルーティン業務を確実に回していくことが求められていたのですが、ここでは、みんなと協力してつくり上げていくこと、みんなを巻き込んで仕事をしていくことを学びました。少し成長できたかと。

川口:私もみんなと協力してつくり上げていく面白さを感じました。また、センターというと男性のイメージが強いかもしれませんが、女性でも活躍できるんだということを自分よりも下の世代に伝えたいなと思います。力や瞬発力など男性にかなわないことも多いですが、女性の繊細さを活かして、備品の発注だとか、パートの方を細やかに気に掛けたりだとか、女性にもできることが意外と多い気がしますし、やりがいを感じています。それから仕事をいろいろ任せてもらって、責任感も強くなったと思います。
また、新人2人の成長はめざましいです。最初は何をしたらいいのかわからないようでしたが、今は、「これはこうしましょう」「あれをやっておきましょうか」と自分たちでどんどん仕事を探してやっています。頼りになる後輩です。

佐藤亜美:責任のある仕事をだんだん任せてもらえるようになってきました。社内業務や請求書の確認などですが、1年目からいろいろと任せてもらってやりがいのある仕事だと感じています。

佐藤萌々恵:仕事をしながら、自分の課題が見えてきたりしています。日々の実践を大事にし、勉強していきたいと思っています。

江口:新入社員の2人は、みんなのムードメーカーみたいなところもありますね、パートの方なども彼女たちを慕っているのを感じます。大きなプロジェクトですが、本当にメンバーのやる気が成功につながったと思っています。

牟田:プロジェクトの初めに事務所の家具や備品も揃えてくれましたしね。よくやってくれていると思っています。7月にスタートして、これからが私たちのプロジェクトの本当の評価になっていくと思っています。気を抜かず、センターをより良い状態にしていきたいと思っています。