Project Storyプロジェクトストーリー

現地でつくりあげたジャパンクオリティ
海外での物流倉庫展開の
確かな足掛かりに

現地でつくりあげた
ジャパンクオリティ
海外での物流倉庫展開の
確かな足掛かりに

Story # 04

大手生活雑貨メーカー 物流インフラ構築プロジェクト

Introduction

規模が小さかった大手生活雑貨メーカーのBtoC配送。事業拡大を狙った倉庫業務の刷新をMGLが担うことに。
トラブルや遅延が多かった配送業務のシステムを現地スタッフとつくりなおしジャパンクオリティを達成。
日本からの強力なサポートで成し遂げた実績はクライアントの売上に貢献し、BtoB事業へもつながった。

ココがポイントby 人事総務部
  • ・海外事業を成功させた国内での実績と信頼
  • ・現地スタッフを巻き込んだ業務改革
  • ・真のグローバル展開の基盤へ

Member

伊藤 壮平

MGLA / Warehouse manager

宮野 瑛之

MGLA / Assistant warehouse manager

中井 智史

海外事業部 海外事業室

小名 亮輔

海外事業部 海外事業室

日本からシンガポールへ
スタッフ派遣とリモートで徹底支援

プロジェクトの始まりは、配送トラブルなど大変だったとお聞きしていますが

中井:当時、別の企業が運営していた倉庫事業を私たちがオペレーションすることになったのですが、倉庫の整理が徹底されていなかったり、納品に遅延があったりと数々のトラブルを抱えていました。しかし、お客様はシンガポールでの事業にあたって、私たちがやってきた日本でのオペレーション、物流実績に期待されてのことだったので、できる限り早くこの問題を解決する必要がありました。また、MGLとしてもシンガポール初の大型倉庫運営だったので、なんとかいい結果を出したいと、現地だけでなくMGLグループ一丸となって業務に向かった感じがありました。

伊藤:そうですね、現地ではいろいろなことが起きていました。ものごとに対する温度差にも戸惑いました。シンガポールの倉庫で雨漏りがあったときも、日本ならすぐに雨が入らないように対処しますが、こちらでは仕方ないという空気感で何もしない。そのような状況もあり、いよいよ日本からの応援が必要になりました。小名さんも来てもらったひとりです。

倉庫のオペレーションを軌道に乗せるためにどのように対処したのでしょうか

小名:ある程度実務経験がある者が日本から応援に行くことになり、私は現場の改善作業を行いました。倉庫内の荷物の場所をわかりやすく並べ替え、現地のスタッフに事務作業を教えたり、現地の作業ルールを決めたりして、改善できることはなんでもやっていました。

宮野:数十名の日本スタッフが現地に来てくれたことになります。また、システム関連など、リモートで日本からサポートしてもらったことも助かりました。

成功の鍵は「人」
文化を理解することから始まった

日本の成功体験が当てはまらなかったようですね。

宮野:まず、日本ではお客様の荷物は大切に扱うというのが暗黙の了解にありますが、それすら違う。「日本のブランドだから丁寧で早いね」ということをお客様から求められ、どう従業員に伝えていけばいいのか悩みましたね。

小名:文化的背景や価値観が違うので、日本でのやり方をそのまま踏襲しようとしてもダメでした。

それらの課題をどのように乗り越えたのですか?

小名:最初は私たち主導でパートさんやアルバイトのスタッフにいろいろと指示を出していたのですが、うまくいかなかったので、彼ら自身にどうしたらうまくできるのかを考えてもらうようにしていきました。私たちの考えを理解している現地スタッフをリーダーとし、主体性を持って仕事のやり方やルールをつくっていってもらうことで、パートさんやアルバイトのスタッフにも私たちの考え方が浸透していき、徐々に上手く行くようになりましたね。

中井:とにかく日本の感覚そのままでは上手くいかないということを学びました。「新たな土地でプロジェクトを始動するときには、現地を知り、何をすべきかを理解すること」、これを得たことは会社にとっても財産になったと思っています。

ジャパンクオリティを達成
この実績を海外展開の足がかりに

今は、BtoCのみならず、お客様のBtoB業務もされてますよね?

宮野:倉庫が稼働し始めたときには、目の前のことで精一杯でBtoBまで考えられなかったんですが、BtoCの業務を安定させ、品質向上に努めたことがMGLの評価につながりました。その結果、BtoBへの声がかかったのは嬉しかったですね。

伊藤:現場の頑張りもあって、お客様の売上や業務の拡大に貢献でき、このプロジェクトを海外事業の良い実績にできたことは大きな収穫です。自分にとっても大変プラスになりました。日本も忙しい時期だったのに、大勢の社員に助けてもらい、会社としてのチームワークは今でも誇りに思っています。

プロジェクトが順調に動くようになっていかがですか

小名:自分から率先して行動することで、異なる文化背景や言語を超えて、ハートでつながると言いますか、お互い理解が進んで信頼関係を基に仕事ができたという体験は、得難いものですし、次に活かしていきたいですね。

中井:多くの人が関わり、彼らが海外で仕事を展開するということを身をもって経験したプロジェクトであり、MGLとしても今後の海外事業の拡大に向けて大きな財産になったと思います。お客様からの評価も高いこのシンガポールのセンターで学んだ人材が各国で活躍する、そのような場にもしたいと考えています。