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日本で初めて、ソーティングロボット
LiBiao社製T-SORT導入。

日本で初めて、
ソーティングロボット
LiBiao社製
T-SORT導入。

Story # 04

物流センター省人化 LiBiao社製T-SORT 導入プロジェクト

物流センター省人化 LiBiao社製T-SORT導入プロジェクト

Introduction

大手アパレルメーカーの依頼で、商品のピッキング作業の機械化を本格的に検討開始。
今後を見据え、汎用性の高い中国LiBiao社のソーティングシステム(T-SORT)を日本で初めて導入。
機械の選定から安定稼働までを追った。

ココがポイントby 人事総務部
  • ・日本で初めてLiBiao社のロボットを導入
  • ・海外メーカーとのやり取り
  • ・今後の新規事業の先駆けとなるチャレンジ

Member

松安 賢治

IT推進部 部長

木村 将紀

東関東支店 東浜アパレル流通センター

木村 理

IT推進部 イノベーション推進室

中国で郵便荷物の仕分けに使われていた
LiBiao社製ロボット

機械の選定はどのようにされたのですか?

松安:商品のピッキングの自動化、ロボット導入は荷主である大手アパレル企業からの要望でもありましたが、MGLとしても考え始めていたタイミングだったので、導入への取り組み自体は社内でもすぐに進み始めました。しかし、その時点では、どのようなロボットがいいのか決まっておらず、中国へ産業機械を見に行ったり、ネットで調べたり、まさに、一から探したという状況でした。その中で、中国の郵便荷物の仕分けに使われていたLiBiao社のロボットが目に止まりました。用途は違いましたが、商品をロボットに載せられればいいということ、設置に大掛かりな施設が必要ないこと、そして何より構造が単純であり、用途に合わせて仕様を変えていけるということが魅力でした。日本に初めて入る機械だったので、法律的な問題をクリアしなくてはならず、その辺りは三井物産法務部の協力を得て進めました。

木村将紀:大変だったのは、やはり、海外のものを日本に持ってくるということでした。2回ほど中国に行って現場を視察、打ち合わせを重ねました。言葉の違いもあるので、言いたいことが伝わっているのか不安もありました。そんな状況でしたので、日本で思っていた通りにロボットを動かせた時は感動しました。

言葉の壁を乗り越えて

導入はスムーズにいったのでしょうか?

木村将紀:最初の導入に関しては、中国からLiBiao社の方が2週間ほど駐在してくれて、現場に合わせての調整を行いました。しかし、彼らも帰国し、実際の現場で動かしていく中で、こうした方がいい、ああした方がいいという点がたくさん出てきました。それはやむを得ないことなのですが、中国語を翻訳しながらLiBiao社とやりとりをしなくてはならず、苦労していました。そこで、中国語のできるIT担当の木村さんにチームに加わってもらい、問題を解決していきました。

木村理:LiBiao社は中国のスタートアップ企業なので、ロボットの完成度はあまり高くなく、日本側のIT部門だけで対応しきれない、システム自体を変えてもらう必要がたびたびあり、中国語でやりとりをして進めました。LiBiao社側にも日本への進出を進めたい考えがありましたので、懸命に対応してくれて、なんとか日本のお客さまの要望に対応をしていきました。

リスクのある仕事を成功させて

機械を初めて、しかも大規模に導入するというのは大きなリスクでもありますよね?

松安:そうですね、私の経験では1番のリスクでした。逆に、日本に入っていないものを初めて入れるという前例をつくれたともいえますね。なかなか大変ではありましたが、人海戦術で乗り切っていた商品のピッキング作業を機械化して、実際に経費を大幅に削減できています。計画より良い結果ですね。一度にピックアップできる商品数も増えましたし、いろいろと工夫ができるロボットを導入することができて良かったと思っています。ロボット選定の際に、実際に現場で担当する木村に中国まで同行してもらって、ロボットを確認してもらえたのも良い結果につながりました。

木村将紀:初めての海外出張でしたし、大きなプロジェクトに参加できて、成長の糧になりました。実際、数字でも結果を残せてよかったです。

木村理:私は転職組で物流の知識もあまりなかったのですが、このプロジェクトに関わることで、どういうプロセスを踏んでいけば良いのか、現場で結果を出せる流れがわかったので貴重な体験でした。今は、他のプロジェクトでもLiBiao社のロボットを投入しています。

松安:今回の事例によって、日本では未開拓の新しいロボットでも、導入し結果を出せることが証明できました。今後も新しいことに挑戦する仲間が続いてくれるといいなと思っています。