学生時代は、学業より外の世界が面白くて、お世辞にもあまりいい学生ではなかったかもしれません。そして、就職活動をしていたころはちょうど就職氷河期にあたっていました。これからはインターネットの時代ということでIT企業も検討しましたが、より安定した職業に惹かれ、物流も視野に。物流自体は、景気に多少変動されますが、物理的にサービスがなくなることは無いと考え、周囲からも当社を勧められ入社を決めました。結果的に、いいお客様と出会うこともでき、やりがいのある仕事に携わることができています。

営業には、2種類の仕事があります。

１つは、新しいお客様に弊社サービスをご利用頂く事、つまり新規案件の獲得です。
入札情報を取得し、入札へ参加。限られた情報を分析しながら、自社の実績の活用、提案施設の検討、運用方法の検討、事業採算性などをチームで考え取り纏め、競合他社様との競争を経て、最終的に受託する事を目指す活動です。

2つ目は、既にご契約頂いているお客様の営業窓口。いわゆる御用聞きですね。
現場と連携し、業務の効率化を検討し、具体的な対応策をお客様に提案していきます。お客様の意見を直接聞くことができる立場なので、現場にお客様の意向を伝え、また、お客様の困りごとを伺い、再び改善のご提案に繋げています。もちろん、提案活動だけでなく、既存ご契約先ですので契約条件の交渉なども行います。

私の所属している室では、EC物流業務をメインに日々営業活動に奔走しています。

営業はその人の個性が強く出ます。物流センターの仕事でも、どんどん提案していってお客様から承認を受けることができれば、いろいろな改善が進むし、収益にも結びつきます。ほかの営業から話を聞いて、自分のお客様に当てはめられれば、すぐに取り入れます。常にお客様のために何が出来るか？を考えている感じですね。全てを1人で出来る訳では無いので、周りの協力も欠かせませんが、そうやって自分の意識次第で結果を出していけるところが面白いですね。例えば物流センターにおいて、20人で１万件出荷していたところを、機械を導入して10人で１万件以上出荷できるようになれば、お客様にもセンターにとっても嬉しい結果です。お客様のために何ができるか考えるのは楽しいですよ。

目前の仕事をしっかりやっていくこと。それによって自分が常にこの仕事に必要だと思われる存在でいたいですね。そのためにはコミュニケーションがしっかり取れる営業でいること、また自分は何ができるのか、何が得意なのかをしっかり見つめて、足りないところを補う努力もしています。今日は、今週はこれをやって行こうと常に自分の仕事を検証。しっかり自己管理をしながら着実に前に進み、関係者の役に立つことのできる営業でいることが信条ですね。

チャレンジという点では、ほかの会社でも盛んになってきていますが、新規事業領域の開拓などにも興味があります。

いい仲間がいます。真面目で結束が固いですね。繁忙期には、担当以外の業務応援に行く機会も多いのですが、そのような時、協力しあった仲間は自然と絆も深くなります。お客様もその頑張りを見てくださって、長いおつきあいになることが多く、人間関係、対顧客関係の点は素晴らしいなと思います。熱い情熱を持って仕事に取り組める人は活躍の場が待っていますよ。